みなさま、こんばんは。
今回は、社員が在宅勤務の際に調べた小松に関することをご紹介いたします。
第一弾は Back to 100years ago in KOMATSU です。
~100年前の小松にタイムスリップ~【100年前の小松について】
今から100年前 と言えば1920年(大正10年)、大正時代後期になります。この大正
時代はたった15年しかありませんが、小松市の歴史を語るうえで大きな起点となる時代
と言えるでしょう。
- 交通 ~海から陸に変わる~
明治後期に北陸本線が開通した事により、交通の中心は船から鉄道に変わりました。北
前船で賑わった安宅の海運業は衰退。一方で大正3年の小松~寺井間に続き、小松~
粟津、小松~八里間にもバスが運行しました。大正6年にはタクシー営業も始まりまし
た。
- 産業 ~今日の礎がスタート~
大正5年に発足した小松鉄工所は同10年に小松製作所となり、鉄鋼品を主体に生産
が始まりました。これが今日の世界に冠たる工作機械メーカー コマツの始まりです。
大正8年には小松製陶所が創立し、九谷焼の素地や硬質陶器を製造しました。
- 文化 ~お祭りが盛ん~
お旅まつりはもとより、寺井は茶碗祭り、多太神社は相撲と輪踊り、向本折白山神社
は芸能、悪魔祓い、天神祭りは手古舞姿の芸者衆に注目が集まりました。
ちなみに大正5年のお旅祭りは、東町、京町、材木町、中町、寺町の各町会が14日の
昼夜56回に渡り曳山芝居を演じ、多数の人出があったそうです。
今年は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、お旅祭り・曳山引き揃えが中止となり、
大変残念ではありますが、早く終息をして、市制誕生80周年の節目の年をみなさんとともに
お祝い出来る日を一日も早く迎えますことを願っております。
引き続きよろしくお願いいたします。