空き家問題
みなさん、こんにちは
今回は空き家問題に関するお話です。
5年前のデータによりますと小松市の空き家の数は2077戸、また、今後8千世帯もの高齢者世帯が空き家予備軍といわれております。
https://www.city.komatsu.lg.jp/kurasi_tetuzuki/11/6/6337.html
弊社は、不動産会社、弁護士、税理士、司法書士、設計士、リフォーム会社などの有志集まって、
NPO法人として、小松空き家相談センターを運営しております。
空き家問題で大変なのが、相続人が不明の建物です。
相続手続きを行わずに放置されている建物が多く、
その場合は、運用処分する段階で、複数の相続人になっているケースが多々見られます。
つまり、自分がその建物の相続人であることさえ、知らない人も多くいらっしゃいます。
わかった時点で管理運用も出来ないので、簡単に相続放棄すればよいといわれる方がいます。
但し、戸籍謄本を準備したり、手続きが大変となります。
複数人相続人がいる場合は、遺産分割協議書を作成して、全員分の実印でのハンコ、印鑑証明書を提出することで処分することが出来ます。
一番良いのは、空き家の所有者がなくなった段階で相続手続きを行うことで後で複数人相続人がいる
という自体を回避できます。
ご参考までに
投稿日:2020/09/17 投稿者:道場 肇