有効求人倍率

みなさま、おはようございます。

本日は有効求人倍率の推移を見ていくことにします。

有効求人倍率とは有効求人数÷有効求職者数で算出され、雇用状況を表す指標となります。

石川県の有効求人倍率は今年7月で1.15となっております。

1月は1.73 2月は1.70 3月は1.59 4月は1.46 5月は1.32 6月は1.19と毎月求職者が増えている状況が読み取れます。

また、正社員に限ってみますと、0.89(7月度)と1を下回っております。

職を探している方が人財を探している方より多い状況となっております。

また、業種別で検討することで、その開きは大きく、

なかなか自分が希望する職種が見つからない現状となっております。

昨年の正社員の有効求人倍率の平均は1.40、一昨年の平均は1.48となっていることから

どれほどコロナの影響が深刻化しているかが読み取れます。

ただし、ポストコロナにおける働き方、企業のあり方が変わっていることを考えると

従来の考え方で採用・雇用をすることは、働く側の働きづらさにつながるため

社員とともに発展する仕組み、社員がより能力を発揮できる雇用環境の整備に努めなければと思うところです。

 

投稿日:2020/10/01   投稿者:道場 肇