掃除道

みなさま、おはようございます。

本日は伊那食品工業のI会長さんから教えていただきました掃除の効用についてです。

また、イエローハット創業者の鍵山 秀三郎さんは掃除道として、掃除の大切を説いております。

I会長曰く、掃除の効用は次の通りです。

1:心を磨く心を取り出して磨くわけには行かないので、目の前に見えるものを磨く。

特に人の嫌がるトイレをきれいにすると心も美しくなる。人はいつも見ているものに心も似てくる。

2:謙虚な人になれる。

どんなに才能があっても傲慢な日人は人を幸せにする事ができない。人間の第一条件はまず謙
虚であること謙虚になるために確実で一番近道がトイレ掃除。

3:気づく人になれる。世の中で成果を上げる人とそうでない人の差は無駄があるかないか。無駄をなくす為には気づく人になることが大切。気づく人になる事によって無駄がなくなる。その「気づき」を最も引き出して
くれるのがトイレ掃除。

4:感動の心を育む。感動こそ人生。できれば人を感動させる様な生き方をしたい。そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。人が人に感動するのは、その人が手と足と体を使いさらに身を低くして一生懸命取り組んでいる姿に感動する。特に人の嫌がるトイレ掃除は絶好の実践。

5:感謝の心が芽生える。人は幸せだから感謝するのではない。感謝するから幸せになれる。その点トイレ掃除をしていると小さな事にも感謝できる感受性豊かな人間になれる。

以上です。

掃除とはだれのために行うのか、何のために行うのか?

掃除は自分のために行い、幸せになるために行うのである。そのことによって人に喜ばれる。

その効用を理解して、実践している人と、しないとでは大きな違いになるですね。

トイレ、トイレ、トイレ... トイレ掃除が原点とは、

いやはや、心の修練、謙虚、気づき、感動、感謝、人生は常に修行ですね。

お説教じみたお話で失礼いたしました。

投稿日:2020/11/01   投稿者:道場 肇