下山の時代

みなさま、こんにちは

本日は、北國新聞さんの朝刊の記事をご紹介したいと思います。

作家の五木寛之さんが【コロナ禍どう生きる】というタイトルで下山の時代の価値認識を伝えておられました。

「今は、山を登っていくときと比べ、熱量、エネルギー、体重のかけ方も違う、下山の時代ということを認識することが大切。また、下山の価値は劣ることはない。登山にも増していいことがある。

ゆっくり遠景を眺めたり、高山植物に目をやったり、来し方行く末を思ったり、

経済成長を追い求めた時代から文明が成熟していく、人間の喜びを感じる大人の時代になった。」と

おっしゃっておりました。

一人ひとりがどう生きるのか、企業、社会はどうあるべきか、そして自分たちの魅力はなんなのか

を考える一年であったと思います。

年末年始と言えど、24時間体制で業務に就いておられるお医者・看護師さんをはじめ、医療従事者のみなさま、サービス業に従事しているみなさま、警察官、消防関係、除雪など社会のインフラを支える業務に従事しているみなさま、その他、多くの方々が暦とは関係なしに働いております。

一人では生きられないということを身に染みた一年となりました。

現在も懸命に働いておられる方々に感謝して、今年最後の日記とさせていただきます。

ありがとうございました。

みまさま、良いお年をお迎えください。

投稿日:2020/12/31   投稿者:道場 肇