他人に親切にすると自分が幸せになる!?

みなさま、こんにちは

石原結實医師によると、人は他者に親切にすることで、快楽ホルモンが

体内に分泌されることがわかってきたとのことです。

このホルモンの正体は「オキシトシン」と呼ばれる情報伝達物質です。

あたたかい感情をもたらしたり、ストレスを軽減させたりする作用を持っているので

「幸せホルモン」とも呼ばれています。

なぜ他人に良い行いをするとオキシトシンが分泌されるのでしょうか?

それは、人体を構成している細胞、組織、臓器の働きによるとのことです。

胃腸は自己のために働いているのではなく、食べ物を吸収し、エネルギーに変換させたり

栄養素を血液に送っていますし、心臓も全身に血液を送り込むために働いていますし、

臓器は他の臓器(細胞)のために働いていることから、総体としての人間も

他者のために働くのは当然ということです。

また、日本人は他者に感謝し、恩を感じて助け合うことの出来る精神性を有していること

も影響します。

上智大学の渡部昇一名誉教授によると、7割~9割人のために尽くすことがいいとのことです。

そういえば、人に喜んでもらったり、人のお役に立ったりすることで、自分の気持ちが

良くなり、晴れ晴れした感情になるのは、オキシトシンの働きと言われると合点がいきます。

 

投稿日:2021/03/16   投稿者:道場 肇