肇国(ちょうこく)
みなさま、おはようございます
紀元年660年前に神武天皇によって建国された日本ではありますが、
今から約2500年前の第10代崇神天皇(すじんてんのう)の御世に人口の3分の2が失われる疫病が発生しました。
そこで、崇神天皇は神々に祈りました。
するとあちこちの神々からああしたほうがいい、こうしたほうがいいと様々な御神託が得られました。
収拾つかなくなるほど集まったため、神社を組織化をしました。
また、神社における手水舎の設置を行い、手水の慣習を励行しました。
神武天皇によって建国した日本ですが、
疫病を克服した崇神天皇によって肇国(ちょうこく)したと言われます。
私の名前である「肇 (はじめ)」という字は手に筆を持って、音を立てながら、神聖な戸を開く意味が
あるということを知りました。
字の汚い私に、父親は常に「字をきれいに書け」と注意してくれておりました。
肇という字は、そのような深い意味があったなど、知る由もなかった自分を遅まきながら恥じております。
投稿日:2021/07/08 投稿者:道場 肇