人財育成とは何か

みなさま、おはようございます

建設工業新聞さんの記事で三和建設(大阪市)の森本社長さんの講演内容が掲載されておりました。

森本社長さんは「若い人たちを中心に修行を避ける傾向があり、長い時間を掛けて技術を磨き

キャリアを積むという建設業の仕事に目を向ける人が少なくなってしまったのではないか」と

建設業の高齢化の問題に真剣に取り組む必要性を訴えております。

こうした業界の中で、若手を採用し・育成し、定着させ、さらに活躍してもらうためには

どうすればいいのか?

経営理念に社員が活躍することを経営の目的そのものに置く【つくるひとをつくる】を掲げることにしたとのことです。

会社が人をつくるだけでなく、一人ひとりが自分で成長し自立する形を作っていく。

すなわち、経営理念を体現するために新しい人財を採用するとのことです。

採用の段階での接点作り、入寮制度、社員が講師を務める年間約50もの講座、メンター制度など育てる環境を

用意しています。

「若手を取るという覚悟をどう示すか」が若手定着の一つの道ではないか?

覚悟のない会社に人は来ないだろうとの森本社長の言葉に

自分自身の自覚の足りなさを反省する次第です。

投稿日:2021/07/29   投稿者:道場 肇