小松について考える 最終回【石切場】

みなさま、おはようございます

本日は小松について考える最終回【石切場】についてです。

  1. 調べたこと  対象【石切場】

2016年4月に、文化庁が日本の魅力を国内外に発信するために認定する「日本遺産」に石川県小松市の石文化が選ばれました。そこで、石切場について調べてみました。

日本遺産にも認定された「こまつの石文化」。古くは2000万年前の弥生時代からのルーツがあります。

石材としては、江戸時代には小松城本丸の石垣に、大正初期には観音下石が国会議事堂や甲子園会館をはじめとした建築事物にも使用されています。

観音下石の石切り場から産出される「日華石」は小松市内で多く見られる黄色みがかった石蔵や石垣で、特徴的な黄色と湿気に強く、火にも強い性質があります。

 

現代でも、市内の至るところで石材を利用した建築物を見ることができます。特に滝ヶ原町にある市指定文化財のアーチ型の石橋は珍しく、複数を一度に見ることができる地域は九州以外では滝ヶ原だけです。

 滝ケ原町の石切り場から産出される滝ケ原石は、良質な凝灰岩が採取できるとして、金沢城や小松城の石垣に利用され、かつては近畿地方や北海道方面まで運ばれていました。戦後の最盛期には町内12箇所での採掘が進み、滝ケ原町にとって欠かせない産業であり文化です。

 

このほか大正初期から採石が始まり、現在も掘削が行なわれる浮石質凝灰岩の石切り場、小松城の石垣などに使われた鵜川石切り場跡、第二次大戦末期には中島飛行機(現・富士重工業)が洞窟を利用して部品を製造した遊泉寺石切り場跡があります。

 

 

 

2.調べる前とまた調べたことによって得た学び

私たちの周りにある身近な石で、城が出来ていることが驚きでした。

調べるまで石切場という存在を知りませんでしたが何箇所もあるみたいなので

、今度行ってみたいと思いました。

投稿日:2021/09/02   投稿者:道場 肇