ケアする組織

みなさま、おはようございます

お部屋探しのために弊社にご用命いただく方々は

国籍、性別、年齢、宗教、思想など一人ひとり異なります。

これからの時代は、心理的安全性が担保された組織、ダイバーシティやインクルージョンが大切と頭ではわかっていながら、実際の行動となると自分の価値観を他者に押し付けてしまいがちです。

昨日の北國新聞さん主催の政経懇話会において、

信州大特任教授、法学博士、米ニューヨーク州弁護士の山口真由氏が講演され、その中で、山口氏は

「日本人は高度経済成長期以来、組織を家族に見立てることが得意であり、大きいものに属したい、そのために尽くしたいとの家制度に対する郷愁を企業に求めていたが、現代の若い世代においては、組織は一人ひとりが大切にしている個人主義的価値観に向き合うことが求められる。」とのことです。

また、「日本の家族型組織は個人をコントロールするだけではなく、【家族】としてケアする一面があり、

このケアする考え方を大切にすることがいい」とのことです。

これから求められる組織は、個人個人の価値観を認め合う、一人ひとりを信じ切る、ケアする風土を

いかに醸成しているのかが問われるように考えます。

新たな気づきを教えていただきました。ありがとうございます。

投稿日:2021/09/18   投稿者:道場 肇