みなさま、こんにちは
本日も7月度課題研究第Ⅱ弾です。
テーマはコロナで変化する”家“住宅メーカーはどうする?
1.テーマを選んだ理由、その問題意識
日頃から馴染みのある「大和ハウス工業」さんの人事担当者が、大学生に向けてこれまでとこれからの建設業について説明していることに興味を持ったため選びました。
住宅メーカー大手として、1960年代にはプレハブ住宅の開発や、全国各地に住宅団地を作るなど、常に先端を進んできた同社。昨今は、新型コロナウイルスにより大きく変わった新常識(ニューノーマル)に順応した住宅を提案。住宅は「帰る場所」から「生きる場所」へと大きく変化しているとして、防音の個室を設けたり、マンションの共用部をテレワークができるつくりに変えたりしているとのことでした。
今後はDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することが不可欠であると言います。人材、作業、材料、設計等の一元化により無駄を省き、今後訪れる人材不足にも備える管理システムの構築を急務としているそうです。
また、SDG’sの「つくる責任つかう責任」というゴールを達成するため、これまで開発した街を、住む人がハッピーになる再生に取り組んでいるとのことでした。
2.調べた結果どのようなことがわかりましたか。
また、得た知見を今後どのように生かしていきますか。など、設問にこだわらずに自由に記載してください。
住宅をはじめ建物は一度作ったらおしまいではなく、数十年生き続けるものです。特に人口が減少していくこれからの時代には、一時の需要に踊らされ、消耗品のように大量生産するものではなくなっているのではないかと思います。アパートも新築が多いに越したことはないのですが、年々増える空き家や空室の活かし方、終い方の提案を行うことが、今後の重要な業務の一つとなるのではと改めて思いました。
また、DXとまではいかなくても、業務内容のシステム化は、当社でも進めていく必要があると思います。とかくアナログな業務が多く残る不動産業界ですが、電子化に移行しつつあるのは事実です。時代の大きな変化に柔軟に対応するために、変化を恐れずに進めていくことが必要だと肝に銘じた次第です。