7月度課題研究発表【第Ⅴ】

みなさま、こんにちは

7月度課題研究発表【第Ⅴ テーマ:物価高と円安】についてです。

1.テーマを選んだ理由、その問題意識

この題材を選んだ理由は日常生活でまずガソリンが値上がりし、同時期に仕事上の関わりで建築資材、設備が急激に高騰していると建築会社、設備会社の数名の担当者から耳にしたことです。多くの製造業の企業が海外に工場を移したことが関係するとの事でした。また最近では野菜や肉などの食品、日用品の値上げが顕著に現れていると感じたからです。

2.調べた結果どのようなことがわかりましたか。

同じインフレでも種類が異なる場合があり、景気が良くて物価が上がる場合は会社の業績が良くなり、給料が上がり、商品がたくさん売れて需要が供給を上回り、値段が上がる場合があります。それに比べ、今回のように食品や原材料の多くを輸入に頼っている日本では製造過程の根柢の値上がりで完成品を作るための費用が高くなり、商品が値上がりしています。

今回の原因は輸入品価格の上昇の起因が大きいですが、その他に赤字国債の発行や増税などもインフレに関係してきます。将来的には日本は少子高齢化が進んでおり、医療費や医療保障制度の費用が大幅に増加しています。人口が減少していることにより、国の税収も下がり、消費税を小幅に増加しても賄いきれていないのが現状です。

専門家の意見では国内で仕入れコストが上がった分、商品の減額をしようとする動きは無く、しばらく続くという見解です。今後の展開はインフレによって海外客が増加すれば観光事業、運輸業で景気の回復が見込める可能性があるとのことですがコロナの状況から見てもまだ当分の間は難しいのではないかと思います。このような時期でもあるので外貨預金やFXにも視野を広めていきたいです。

 

投稿日:2022/07/20   投稿者:道場 肇