みなさま、おはようございます。
本日は7月度課題研究発表【第Ⅹ】分散型宿泊についてです。
- テーマを選んだ理由、その問題意識
2015年3月14日に北陸新幹線金沢開業後9年後の2024年春に小松に新幹線が開通します。小松駅開業まで1年半くらいでありますが、新幹線開通が現実味を帯びていないように感じます。(私が思うだけかもしれませんが…)
不動産会社が街の活性化を担う責任があるという想いを持ち続けております。少しでも街の活性化につながるような取り組みを行いたいと考えておりますが、まだまだその気構えが足りないことによって、重い腰が上がられていません。NHKのページで【分散型宿泊でまちも盛り上げる】というニュースに目が留まり、調べることにしました。
2.調べた結果どのようなことがわかりましたか。
また、得た知見を今後どのように生かしていきますか。など、設問にこだわらずに自由に記載してください。
分散型宿泊とは集落内にある空き家を活用した宿泊施設のことで、古民家、空家、空き店舗をリノベーションして宿泊施設のことを指します。発祥はイタリアのアルベルゴ・ディフーゾ(分散型宿泊施設)とのことです。空家の有効活用と地域の活性化が主な目的とのことです。
私は無知でしたが、調べてみると日本全国に多くの分散型宿泊施設があり、共通した理念を持つことが大切であるとの考えから、一つの企業、団体が集落内の複数の宿泊施設を運営しているケースが多いようです。【街全体をホテル】という取組は今後も増えてくるように感じました。
近くでは富山県南砺市にあるBed and Craftが代表例です。計7つの宿を運営管理しており、職人に弟子入り出来る宿として紹介されております。
詳細は次のURLをご参照ください。当館について | Bed and Craft
また、取り組んだ経緯などが書かれたページは次の通りです。〈BED AND CRAFT taë〉富山県井波で外国人を引き寄せる古民家ゲストハウス|「colocal コロカル」ローカルを学ぶ・暮らす・旅する
地域に対する想いが強く、共感出来る方々が集まって運営しているように思えます。
小松市にも10件くらいそのような宿があれば、地域資源の掘り起こし、空家の活用、街の活性化といったことにもつながるように感じました。