8月度課題研究発表④

みなさま、こんにちは

本日は8月度課題研究発表④【那谷寺の歴史】についてです。

那谷寺周辺は弥生時代より管玉の材料である碧玉の産地でした。財部一族が住んでいて

洞窟は祭祀場でもあったようです。

※管玉(くだたま)・・管状になっている宝飾装身具の部品

 ・奈良時代・・・泰澄が創建

養老元年(717年)に泰澄が那谷寺を創建したと伝えられています。泰澄は越前(福井)に

生まれ36歳の時、白山へ禅定しました。同年秋に岩屋寺(那谷寺)を開き、翌年弟子とともに粟津温泉を発見しました。

※禅定(ぜんじょう)・・心を集中して安定した状態に入ること・瞑想

 ・平安時代・・・花山法皇の行事の伝説

寛和2年(986年)右大臣藤原兼家の謀事によって出家させられました。比叡山で修業し、

北陸へ。白山に登られ、次いで小松地域の寺を訪ねられ最後に岩屋寺を参詣されました。

花山法皇は那智山と谷汲山からそれぞれ一文字ずつ取り那谷寺と改名されたと伝えられています。

 ・江戸時代・・・前田利常の手厚い復興

南北朝と戦国時代に3度も火災にあったため、衰退していましたが小松城に隠居していた

前田利常公が粟津付近にお鷹狩りに来て那谷寺を見つけ、本殿、唐門、拝殿や庭園などを

造りました。

 2.調べる前とまた調べたことによって得た学び

那谷寺の事は全く知りませんでした。参拝したことも昔で覚えておらず、歴史を学び一度行ってみようと思います。小松には歴史があり、子供たちに小松の歴史を知ってもらうことが将来、小松の繁栄にも繋がっていくと思います。いまからでも小松について勉強していきたいと思いました。

投稿日:2022/08/23   投稿者:道場 肇